9月24日オンエア
by 松岡理恵
食欲の秋です!地産地消しましょうね。エコの観点からも、なるべく地元の食材を食べたいですよね。地元の食材ならば、県外から食べ物を運ぶためにかかるガソリンの量が減ります!もちろん地元の農業・漁業の活性化にも結びつき、ひいては里山里海の保全にもつながっていくわけです。
それから、旬の食材を食べることも大事ですよね。野菜などは温室栽培で一年中食べれる物が多いですが、旬をの時期以外に作る場合は、通常の10倍ものエネルギーが必要といわれています。
では、地元の秋の食材とは何なんでしょうか!石川県では、北陸新幹線の金沢開業に向けて、石川の食文化を発信するため、「いしかわの旬の食材」として香箱ガニや天然能登寒ぶりなど14品目を選んでします。
秋の食材に選ばれたのは、能登牛、甘えび、のどぐろ、さつまいも。この他にもたくさん美味しい物がありますよね。
石川県が地元産品のPRのため作った、旬の幸を集めたパンフレット「いしかわたべものがたり」には、旬の食材の歴史や栄養成分など、役立つ情報がたくさん載っていましたよ。
この本によりますと、秋の味覚「甘えび」についての豆知識としては、甘えびは全てオスとして生まれ、5歳から6歳あたりでメスに性転換!寿命は11年で、誕生から数年の子持ち甘えびが最も重宝されると書いてありました!食事の席でこんな話をすれば盛り上がりますよね。
ちなみに、この本は、観光客へのおもてなしのバイブルとして活用してもらおうと、料理屋さんや宿泊施設に配布されています。うーん!確かに、旅先で行ったお店で、その土地の食べ物のウンチクを教えてもらうのは旅の楽しみのひとつですよね。この本を読み、農家の方の思いや地元の味の魅力を改めて知り、愛おしい気持ちになれました!
今回ご紹介した「いしかわたべものがたり」は、県庁に置いてあります。うちのお店にも置きたいと思った方は、
石川県農林水産部生産流通課 電話076-225-1621 まで問い合わせてくださいね!