7月23日オンエア
by 松岡理恵
おとといと昨日の二日間かけて富士山に行ってきました!コスモ石油とJFN加盟局がパートナーシップを組んで「アースコンシャス〜地球を愛し、感じるこころ〜」をテーマに、地球環境の保護と保全のメッセージを呼び掛かけていく活動、
「コスモ アースコンシャスアクト」の一環です。
2001年から全国各地の砂浜や公園で行っているクリーン・キャンペーンのシンボリック・プロジェクト「コスモアースコンシャスアクトクリンキャンペーン in Mt.Fuji」で、今年も日本の自然美の象徴である富士山で野口健さんと一緒に行いました。
更に今年は強力な助っ人!朝の番組「クロノス」のパーソナリティでスポーツジャーナリスト・中西哲生さんとも一緒にゴミを拾ってきたんです。野口さんも中西さんも熱血なスポーツマンの雰囲気がかっこいい上に、話も面白く、マイクを持たせれば何度も笑いを誘い、夜の懇親会では、各局のリスナー全員と握手して、写真も撮って下さり、今回の富士登山で「野口さんと中西さんと会えたこと!」を一番の思い出にあげる参加者もいました!今週中には私のブログにその時の写真をのせますね。
さて、残念ながらお天気に恵まれず、小雨が降る中でのトレッキングと清掃になり、富士山は霧につつまれていて全く拝むことができませんでした。石川県も週末は雨で肌寒かったと聞きましたが、富士山もしっかりジャンパーを着ていないと寒いぐらいでした。
一日目は富士山の清掃活動を行い、不法投棄されたゴミを拾ってきました。歩道から森に出たらずっとゴミが埋まってる状態なんです。私たちが担当した場所は、地形が変わって、小さな丘に見える程にガラスのゴミが埋まっていてました。
40年ほど前にもともとは業者によって不法投棄されたゴミが、年月が過ぎることで、土に埋まってしまったんです。ガラスの破片が土に大量に埋まっていれば、人間のせいで動物たちの可愛い可愛い肉球が傷ついてしまいます。普段の生活で食器を割って、ガラスを処分するのは、手を切ってしまう危険性もあるし、本当にめんどくさい作業ですよね。
小さなガラスの延々とゴミ袋に入れる作業なんですけど、みんなゴミのとりこになっていました!ゴミをゼロにしたくて、筋肉痛になること覚悟で拾い続けました。大きな破片を見つけると、なぜか嬉しいんです。トナカイの角らしきものを見つけてみんなで喜んだり、「ゴミじゃなくて小銭だったらいいね」なんてバカ話をしたりすごく明るく清掃活動してきました。
みんなで約2時間かけて拾ったのは、45リットルのゴミ袋440袋分です。野口健さんのお話では、こうやってゴミを拾い続けれることで3年後にはだいぶゴミは減りそうだということです。
しかし、地元の登山のプロの方に言わせれば、富士山が世界遺産になったら更に人が集まり、 破壊される可能性もあるそうです。
30年から40年前の不法投機。今では土や落ち葉にゴミが埋もれてしまい、新幹線や飛行機から見る分にはキレイな富士山ですが、土の質が良くないからミミズなど虫が少ないということです。
石川県の海岸や山にもゴミがたくさん落ちている場所がありますよね。ぜひ皆さんの地元の自然を見直してみてください。川、海、山、公園、街中でゴミが落ちていたら、拾う。身近な場所でいいんです。いっしょに清掃活動をしていきましょう!