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  • 2016.02.10 Wednesday
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福島のおばあさんによるエコたわし

3月26日オンエア
by 松岡理恵

昨日で能登半島地震から5年目となりました。2007年の昨日、午前9時42分頃に地震が発生し、能登地方で最大震度6強を観測しました。1人が亡くなり、住宅の全壊は686棟、半壊は1740棟。

鉄道ではレールに亀裂が見つかり、能登有料道路は15カ所が崩落。家が壊れ、47カ所に避難施設が開かれ、被害が大きかった輪島、七尾、穴水、志賀町で10カ所、334戸の仮設住宅が建設されました。

東日本大震災という、更に大きな地震が起きた今だからこそ、昨日は皆さんそれぞれに、当時をふりかえったのではないでしょうか?能登の皆さんが復興のために努力してきた道のりを思うと頭が下がる思いです。

更に、アフタヌンクルーズで先日ご紹介しましたが、能登の皆さんの中には東北の皆さんを支援されている方が多いんです。能登以外にお住まいの皆さんの中にも、募金をしたり、東北の商品を買ったり、自分ができる支援をされている方がたくさんいます。

今回はは石川県内でできる東北への支援をひとつご紹介します。それは、金沢のコーヒーショップで購入できる、福島県相馬郡の仮設住宅で暮らすおばあさん達が手作りした「エコたわし」です。

このたわしは金沢市茨木町にある「橘珈琲店」で販売しています。
タテマチのすぐ近くにあるお店はとてもお洒落でくつろげる空間でした。

「自分にできることを何かしたい」という思いから1人で東北へとボランティアに向かったという橘さん。決して親切を押し付けることのない思いやりがある橘さんの人柄と味わい深いコーヒーのあたたかさが、そのままお店の雰囲気になっていました。1度来てすぐに常連になってしまう方が多いようです。

橘珈琲店は新竪町商店街とタテマチの間にあります。1個200円で販売するたわしの売上は全額、福島のおばあさんの元へと支払われます。詳しくは橘珈琲店 電話076-254-1819までどうぞ。

そして、先程に話題にのぼった福島県の旅館のおかみ村上さんは、今後の活動のため、たわしの材料となるアクリル毛糸を募集しています。

〒979-2703 福島県相馬郡新地町小川字川向9-1
小川公園仮設7-6 コたわし編み隊 村上美保子さん宛

また村上さんが福島の今を綴ったブログもご覧下さい。震災が起きる前から書かれている日記は、生きていく強さにあふれていて、福島に住む皆さんの過酷な現状や問題をたくさん提起しています。




小将町中学校


金沢市立小将町中学校 生徒会のみなさんが、全校生徒で集めてくれたキャップ・19,160個をエフエム石川本社まで届けてくれました。ご協力ありがとうございます!

生徒会長:大島さん
副会長:近藤くん、山田さん
書記:馳くん、中川くん
会計:松本さん、松井さん

岩本先生、峪先生

急遽、生放送中のFROM K!にも出演してもらいました!




城南中学校

 

金沢市立城南中学校で集めていただいたエコキャップ約64,000個をエフエム石川本社まで持ってきてくださいました。ポリオワクチンにして80人分になります。ご協力ありがとうございます!



金沢レンタサイクルまちのり

3月19日オンエア
by 松岡理恵

明日は春分の日ですね。本格的な春が近くなってきましたね。今回は春の行楽、お花見シーズンにもおすすめのエコな話題です。

今週土曜日3月24日から、金沢市が実施する公共レンタサイクル「まちのり」がスタートします。「まちのり」は誰でも簡単に利用でき、人にも環境にもやさしい自転車貸し出しサービスです。

レンタル自転車を金沢市内の観光スポットに置いて、みんなでその自転車を共有して乗ることができるんです。観光客はもちろん、石川県民が買い物やちょっとした移動をする際にも便利ですよね。

自転車の設置場所は、金沢駅、尾張町、武蔵、長町、香林坊、竪町など、18箇所です。これらの場所では、自転車の貸し出しと、借りた自転車の返却を行います。

例えば、4月になれば、こんなサイクリング花見ができます。武蔵で自転車を借りて、東山の茶屋街まで移動。浅の川・東山界隈の風情ある桜を堪能した後、兼六園でお花見!もう疲れたので兼六園からバスで家に帰ろうと思えば、武蔵に戻らず、兼六園下の自転車置き場に自転車を返せばOKです。

自転車のレンタル料は、1日200円で乗り放題なんです。ただし30分以内に、別の自転車置き場へ移動して、そこに自転車を返さなくてはいけない決まりがあるので注意が必要です。30分以内に移動し続ければ、1日200円で何回でも利用できます。

料金の支払いは、自転車が置いてある場所にある機械で、クレジットカードでできます。1日だけでなく、1ヶ月や1年契約での登録をすることもできます。

観光地での自転車の貸し出しは京都でも人気。観光に訪れた方にもオススメしたいですが、地元の皆さんも積極的に利用して、自転車ならではの町景色を楽しんでみてはいかがでしょうか。

詳しくは金沢レンタサイクル まちのり事務局
フリーダイヤル 0120-3190-47(0120−サイクル ヨイナ)までどうぞ。



伏見台小学校 46,520個


伏見台小学校の先生お二人が、昨年9月から3月の間に学校で集まったエコキャップを持ってきてくださいました。 46,520個、ポリオワクチンにして58人分になります。

伏見台小学校では毎月1日を「伏見台ボランティアの日」と決めていて、全校生徒と地域の方が持ち寄ってくださるそうです。いつもご協力ありがとうございます!


東北の森の再生へ

3月12日オンエア
by 松岡理恵

東日本大震災で被害を受けた地域では、新たな街づくりが行われていますが、被災地で処理しきれない「震災がれき」の受け入れについて問題になっています。

今回は「がれきをゴミとして捨てるのではなく、再利用する考え方」をご紹介します。

[参考URL]

「震災がれきを防波堤に利用しよう」と提言している人がいます。その方は、宮脇昭(みやわきあきら)横浜国立大学名誉教授です。宮脇さんは、世界各地で植樹を推進する現場主義の植物生態学者として、これまで国内外1700カ所以上で植樹を指導し、4千万本以上の木を植えています。

宮脇さんは、がれきを利用して植樹をし、緑の防波堤を築くことを提言しているんです。がれきを土と混ぜて、高さのある土台を作り、そこに木を植えることで「万里の長城」ならぬ「森の長城」を作るという考え方です。

宮脇さんの話では、こうしたがれきを積極的に利用した都市での林作りは第二次大戦後のドイツなどで実績があるそうです。

異を唱える人もいるかもしれませんが、いろんな可能性があるんですね。自分なりの考えを持っておきたいと感じます。そのためには、専門家や、地震が起きた町の皆さんの声など、様々な意見に耳を傾けていかなくてはなりませんね。

それから、金沢市の会社では木材などのがれきを炭に変える装置を開発しました。がれきを蒔で燃やし、発生したガスの熱で炭にする機械だそうです。この装置については、日を改めて詳しくご紹介します。

地震や津波という自然には恐ろしい面がありますが、自然の恵みや力にあやかって、日々の生活をしていますよね。環境に良い制度作りを目指していていきたいですね。



復興支援住宅エコポイント

3月5日オンエア
by 松岡理恵

今回は『復興支援・住宅エコポイント』をご紹介します。
復興支援・住宅エコポイントは、被災地支援と住宅の省エネ化を目的としたポイント制度。今年の冬からポイント申請の受付が始まったので、リスナーの方ですでに利用している方もいらっしゃるかもしれませんね。

復興支援・住宅エコポイントは、省エネ住宅に新築やリフォームすることで、ポイントをもらえ、東日本大震災の被災地の物産やエコ商品と交換できる制度です。交換できる商品は、盛岡冷麺や牛タン盛り合わせや被災地の工場で作られた自動車を購入するために使える商品券などです。

ただし、内容によってポイントの数は異なり、家を新築する場合は、被災地では他の地域に比べ、ポイントが2倍多くもらえるようになっています。また、対象となるリフォームは窓や床の断熱効果を高める工事や、いかにもエコな節水できるトイレに変えることなど。

更に、手すりなどを設置するバリアフリー地震による建物の倒壊を防ぐ耐震改修工事も含まれます。こんな風にバリアフリーになっていて、地震にも強く省エネ対策もバッチリかねそろえた家が、現代の理想の住宅といえますよね。

ただ、リフォームや新築を考えていても、なかなか景気が上向きになりませんから、いつにしようかタイミングを見極めるのは難しいですよね。今は省エネ住宅が普及している段階ですから、しばらくすれば更に価格が下がるかもしれないと思うと悩む方も少なくないでしょう。

でも、復興支援・住宅エコポイントは被災地の支援になるのがいいですね。有効に活用したいものです。




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