12月26日オンエア
by 松岡理恵
今回は今年もたくさんの方にご協力を頂いた感謝を込めてハローファイブのエコ活動を振り返っていきます。
ハローファイブが実験的にエコキャップ運動に取り組んだのが今から2年前の年末でした。丸2年を経て3年目に入るわけですが、今年もいろいろな場面で取り組んでいる方の広がりを実感しました。
例えば、今年は、学校や幼稚園などの教育機関から是非取り組みたいという声が多かったんです。小学校や中学校では、生徒会などが自発的に運動に取り組んだ所ばかり!
「学校で期間限定で始めたのに、一度参加してみるとキャップを分別することがクセになり、分別しないことに抵抗感が出てきたので、これからも生徒会で続けていきたい!」という嬉しい声もありました。
幼稚園の場合は、石川県私立幼稚園協会が、県内の私立幼稚園に呼びかけて、現在16の私立幼稚園が地域のキャップの回収に協力して下さっています。
ほかにも、自治体やスーパー、NPO法人、それから大学、保育園や社会人愛好会などでも取り組むところが増えています。スタジオ前の回収BOXも、届けてくれる方が増えているようで、たまるスピードがどんどん早くなっているんですよ。
ではここで、ハローファイブの呼びかけに、ご協力いただいている回収場所の分も含め、今年1月から先月末までの間に集まったキャップの集計結果を報告致します。集まったキャップは総重量、およそ14.5t。キャップの個数にすると、およそ580万6千個。これをポリオワクチンに換算すると7,257人分です。
1人1人が集められるキャップの量はわずかですが、みんなで集めると膨大な数になるんですね。エコキャップ運動の目的は、リサイクルや、世界の子どもたちへワクチンを送ることですが、その一方で運動に参加した私たちや子供たちが『環境問題や世界の子供の命』について思いをはせ、より良い未来を想像することができるんですね。このことがこの運動のもうひとつの意義ではないでしょうか。
ハローファイブエコキャップ運動は来年も行います。県内の回収場所はハローファイブ エコのHPをご覧ください。
自分たちの職場や学校でも始めたい!という団体の方はぜひエフエム石川 電話076-262-8050までご相談ください。
ハローファイブの環境活動の大きな柱である海岸清掃『クリーン・ビーチいしかわ』には、今年はおよそ10万人の皆さんに参加いただきました。
大震災や豪雨災害など、自然災害が多かった今年は被災地にボランティア活動に行かれた方が大変多かったですよね。他にも様々なボランティアをされた方も多いと思いますが
今年もクリーンビーチ石川の清掃活動にたくさんのご協力をいただき本当にありがとうございます。来年もいっしょにふるさとの自然をキレイにしましょう!
このコーナーではあなたからのメッセージをどんどんご紹介していきたいんです。家庭や職場で実践しているエコなことや、エコなお店や商品の情報、質問など気軽に送ってくださいね。
ハローファイブ・エコ。一緒に取り組んでいきましょう!レッツ・エコ!